《 第4回「全開」練習会 》
平成22年5月1日(土.) オートパーク今庄

今回はsinさんのレポです。
オートパーク今庄での北村選手の練習会を撮ってきてくださいました。
みんなが気になっている北村選手のニューマシン。
どうぞご覧になって下さいませ♪



オートパーク今庄で行なわれた練習会、北村選手が講師この練習会も今回で4回目。
雑誌にも紹介されたので皆さんご存知のことでしょうが、
オートパーク今庄は昨年オープンした新しいダートラ場で、
北村選手がコース設計のアドバイスをしている。

ダートラ場までは自分の家から車で2時間30分程で、
福井県だけど時間的には京都のコスモスパークと大して変わらない。
HPの案内では8時30分から北村選手のデモ走行だったので8時頃到着するように家をでるが、
GWのこの時期とあって朝早くから普段より道が混んでいて少し遅れそうな様子。

北陸道今庄I.C.からダートラ場までは国道365号線を南下するだけ、
この付近にはスキーで何度も来ていて多少の土地勘もあったので、
道案内の地図を印刷しなかったのだけどこれが裏目に出た。

アクセスの案内によると国道からの入口とその奥の2箇所に案内板があるはずなので、
看板に注意しながら国道を南下するが、いくら走っても案内板が見つからない。
おかしい、もっと近いはずなのにこのままではこの先にあるスキー場まで行ってしまう。
カーナビで位置を確認するとダートラ場があるはずの場所から5〜6km過ぎているので来た道を再度看板に注意して引き返す。

途中に駐在所があったので、道を尋ねようかとも思ったが、
通過して探してみることにしたが今庄I.C.付近まで戻ったのにやはり見つからない。
諦めて、駐在所で訊ねることにしたが、その途中でやっと案内板を発見。
 
その案内板、スキー場のような大きくて目立つ物を想像していたのに、
大きさは1m×40cm程、白地に赤い→、普通に黒い文字でオートパーク今庄と書かれているだけで、
しかも道の対抗側にあるので、これでは気付かない。
初めていく人は、この案内板よりもその後ろに置かれている、貨物車を再利用した青いコンテナを目印にしたほうがいい。

そのやっと見つけた一つ目の案内板が示す道を進むとトンネルの手前に二つ目の案内板を発見して、
やっと到着と思いきや、途中で土建屋の作業場みたいなところを左手に見ながら進んでいくとその道は再び国道へ?
先程の作業場と思ったところがダートラ場で、もっと山奥と思っていたら意外と国道に近い便利な場所にあった。

ダートラ場の駐車場に車を停めて、オーナーの平澤さんに見学と撮影していいか確認して了解を頂き、さらにこの日のコース図を頂く。
 
オートパーク今庄全景、コンパクトにまとめられていてテクニカルなコース。

 
コース設定中の北村選手                          参加者は16名、中には全日本戦に出場している選手もいる。
コースでは本日の講師である北村選手はコース設定をしている最中。

予定より遅れて8時30分頃に到着したがスケジュールも遅れていてデモ走行は始まっていない。
駐車場横にあるリフトが設置されている場所には岐阜ナンバーの黄色いエボ]が停められているが、
どうやらこれが北村選手のニューマシンのようだ。

とりあえず撮影ポイントの下見も兼ねてコース周辺を歩いてみるが、途中で北村選手も気付いて手を上げてくれた。
コースの設定が修了して北村選手が戻ってきたので、挨拶と先日の1勝のお祝いを述べる。
さっきの黄色いエボ]はやはり北村選手のマシンでドア開けて好きに写していいよと言って頂いたので遠慮なく写真を撮らしてもらう。
マシンはもうほとんど仕上がっているので後は設定を煮詰めていくだけとのこと。
 
正史選手のマシンではありませんよのりぴーさん b(^^; 

 
内装はほぼ完成。4日前には全然仕上がってなかったとのこと。(ヒサさん談)                     ハーネス対応のバケットシート

 

ドライバーズ・ミィーティングが始まる。
今回の参加者は16名、北村選手のデモ走行とその同乗走行、また各選手の助手席に北村選手が乗ってのフリー走行、
北村選手と一緒に完熟歩行してレクチャーなどが予定されていて、最後にタイムアタックが行なわれる。
北村選手からは参加者に「ただ走ったというのではなく、何かをつかんでほしい。」と話している。

ミーティングが終わりいよいよ北村選手のデモランが開始。
マシンはエボ]ではなくオーナーの平澤さんのエボ\。
昨晩、この辺は雨が降ったようでコースはウェット、2本走っただけで車は真っ黒。
 

 
洗車場も完備、他にも新しい設備が増えているとのこと。(ヒサさん談)                                7分間で500円です。

会場では思わぬ人にも遭遇、先ずはキャロッセの林さんで、一緒にいたのは元(現役?)ダートラ選手の登坂さん。
今回は仕事ではなくプライベートで来たそうで、この後は門前まで行くとのこと。

その後、ヒサさん、Mマユミさんも登場するが、ヒサさんはいつものアドバンキャップではなくて
黄色のダンロップキャップだったので最初は誰が気付かなかった。
 
キャロッセの林さん(右から2番目)と登坂さん(3番目)。                                  ヒサさんの帽子に注目。

林さんやヒサさんと話しているうちに北村選手との完熟歩行が始まった。
 
今日は北村選手ではありません、北村先生です。


爽やかな笑顔、「さあ、僕の胸に飛び込んでおいで。」とは言っていませんでした。念のため。

完熟歩行に同行して参加者と一緒に北村選手の説明を聞いてみる。
進む方向を見るだけでなく時々振り返って歩いてきたコースも確認すること、
コーナーだけでなくその前後も含めた一連の流れのイメージを持つことなどをアドバイス。

完熟歩行の後半、登坂さんと一緒に歩いて話を伺ったがが北村選手と同じことを言っていたのが印象的だった。
 
完熟歩行スタート                                        後からお二人もついてきます。

 
手振り身振りでレクチャー。                                 進む方向だけでなく時には歩いてきたところも振り返ること。

 
先の見えない上りでは車の低い視線でみてコースを覚えること。                               参加者からもいろいろと質問が出る。

完熟歩行が終わると、再び北村選手のデモランと参加者のフリー走行が行なわれて、北村選手が助手席に乗り込み参加者にアドバイス。
 
参加者を同乗させてのデモ走行                                                参加者の車の助手席に同乗。

本日のスケジュールが全て修了して北村選手がニューマシンを走らせることになり注目が集まる。
このマシンのそう今日距離はまだ300km程度、それも移動のためにだけ走っただけでコースを全開で走らせたことはない。
北村選手も車に傷を付けるわけにいかないので気を使いながらの走行だったにもかかわらず、そのタイムはデモランで使ったエボ\と殆んど同じタイム。
 
ニューマシンがベールを脱ぐ。
 
右前ドアのカバーを張り忘れたのはご愛嬌。
 
走り終えた北村選手の第一声は「いいね〜、トラクションがとてもいい。」

手ごたえは十分、これからが楽しみな様子で今年の北村選手に大いに期待できます。

「格好よく見えてきた。」(北村選手談)




「よろしく頼むぜ、相棒。」(北村選手胸の内、撮影者想像)